最近の皆さんにおかれましては何か「感銘を受けた言葉」はありますでしょうか?
かくいう僕は「カルぺ・ディエム(carpe diem)」という言葉に出会いまして、めちゃくちゃ感銘を受けてしまいました。
この言葉はラテン語で、意味は「その日その日の花を摘め、今を生きよ」だそうです。
養老孟司さんの自叙伝「なるようになる。」の中にある「養老先生への50の質問」の箇所で初めて知りました。
以下で該当の箇所を少し引用してみます。
Q37
個性がなく、自分のことをOne of them(大勢のひとり)と思っている若者にもひと言お願いします。
A37
「じゃあ、今から何するの?」って声をかけたい。カルぺ・ディエム(Carpe・diem)というラテン語があります。その日その日の花を摘め、今を生きよという意味ですね。
修道院の挨拶でね、「メメント・モリ(死を思え)」というと「カルぺ・ディエム」と返すんです。個性なんかなくても大丈夫。死なない。他人と比較することなんてやめて、その日その日を生きればいい。
自分には個性がないと思う人には、今の自分の自分だって決めつけるな、とも言いたい。自分なんていくらでも変わり、いくらでも広がる。
現に、熱烈な恋愛から冷めてしまった後は、自分が相手に夢中だった時代のことはまったく理解できない。なんであんなやつの尻を追っかけてたんだって・・・(笑)。
つまり、それは自分が変わったんですよ。気が変わったんじゃない。
自分なんてそのくらい変わりうるものだから、自分を固定したものと考えてもしょうがない。
今年のはじめに書いたレポートのとおり、僕の今年の抱負は「なるようになる。」です。
遠い目標や計画、未来のことを考える時間を減らして、今求められていること、今必要とされていることに集中して、ハイパフォーマンスでやっていくマインドでおります。
(完全に計画を手放したら仕事にはならないのでバランスはめちゃくちゃとってます)
で、そんな自分に変わっていたからこそ「カルぺ・ディエム」が深く急所に入ったのかと。
繰り返しになりますが、めちゃくちゃ感銘を受けました。
※ちなみに、最近は複数の方を同時並行的に少しづつ読むスタイルを取り入れていまして、年始に「なるようになる。」と表明した時点では、本書は「カルぺ・ディエム」の箇所まで辿り着いていなかったため時差がある感じになってます(笑)
感銘を受けたのでXにそのテンションのまま、
最近、感銘を受けた言葉。
カルぺ・ディエム。
ラテン語で「その日その日の花を摘め、今を生きよ」という意味らしい。
という投稿をしてみましたら、数人からコメントをいただきまして、そのうちの一人に石見銀山群言堂グループ代表の松葉忠さんもいました。
今は無きブランドだそうですが、元靴屋の忠さんにとっては憧れのブランドだったそうです。
「その日その日の花を摘め、今を生きよ」という言葉にこのタイミングで出会ったのも「なるようになる。」を実感しています。
最後に一つご案内。
本原稿は3月4日に開催した「レポートを書く時間」の45分の中でほぼほぼ書き上げました。
https://college.chikyunoshigoto.com/events/3c8576482930
イベントに参加してくださった @シズカ さんは、確定申告の作業をしてました。
黙々と作業する感じが結構いいのでもしよければ次回ご参加ください。
レポートを書くために定期でやります笑。
それ以外の作業時間に使ってもらってももちろんOKです〜!
次回の開催はおそらく4月上旬です。