●お知らせ(8/16追記)
北海道FWの催行が決定しました!!

【ご参加いただく方限定でアーカイブ動画の視聴権をプレゼント】

本フィールドワークにご参加いただいた方には漏れなく、

6月25日(日)に行われた、オンラインセミナー#1 〜共同体、コミュニティ、多様性〜「日本的共同体は多様な個性を受け入れられないのか?新しい共同体・コミュニティについて探求しよう 」のアーカイブ動画の視聴権をプレゼントいたします!

べてるの家の発起人である向谷地さんの有難いお話を聞くことができます。

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向谷地さんパートの切り抜き動画(約2分間)も是非ご覧ください。

【こんなことをやります】

9月10日(日)・11日(月)の1泊2日で「北海道」に行き、

●北海道厚真町で、地材地消による自立したサスティナブルな地域づくりのために、森林バイオマスで電気と熱を作る事業を展開されている「株式会社sonraku代表 井筒耕平さん」にお会いして、お話を聞き、学びます。

●北海道浦河町で、精神障害等も人間の多様性として尊重し受け入れ、生活共同体・働く場としての共同体・ケアの共同体の3つの側面を持つ地域共同体「べてるの家」の見学を通し、多様性とこれからの地域共同体について、学びます。

【こんな方にオススメです】

●地域社会の内部経済の循環と資源循環に、課題を感じている方
●地域の森林資源の価値化に、課題を感じている方
●人間の弱さを知る、人間の弱さを受け入れることに、課題を感じている方
●多様な人たちとの地域共同体のつくり方について、課題を感じている方
●多様性社会の理解や解釈に、課題を感じている方

【受講するとこんなよいことがあります】

●地域社会の内部経済の循環と資源循環の考え方、行動のためのヒントを得ることができます
●地域の森林資源の価値化についての知見やノウハウを得ることができます
●人間の弱さについて、いく前と比べて理解が深まり、人間の弱さを受け入れられるようになります
●多様な人たちとの地域共同体のつくり方についての、知見やノウハウを得ることができ、ご自身のこれからの行動に活かすことができます
●多様性社会という抽象的な概念についての理解や解釈の解像度が間違いなく上がります

【参加者募集要項】

●テーマ
エネルギー、多様性、共同体

●日時・集合・解散
2023年9月10日(日)12:00 〜 2023年9月11日(月)18:00
※新千歳空港    集合・解散

●場所
・sonraku厚真バイオマス発電所
〒059-1611 北海道勇払郡厚真町幌里382

・社会福祉法人 浦河べてるの家
〒057-0024 北海道浦河郡浦河町築地3-5-21

●定員
15名(最小催行人数12名)

●参加費・決済方法について(大きく2パターンあります)
<1>クレジットカード決済をご希望の方
①コミュニティメンバーになって参加する方は「19,000円」
→コミュニティメンバーへの「事前登録 」からをお願いいたします。
②コミュニティメンバーにならずに参加する方は「22,000円」
→本ページにある青い「参加する」ボタンを押して手続きをお済ませください。

<2>上記②の方で銀行振込みをご希望の方
以下の参加申し込みフォームに必要事項を記入の上、お送りください。
申し込み内容の確認後、事務局よりメールにてご連絡差し上げます。


※最低催行人数に満たない場合は、講座が開催できないことがございます。その場合は返金させて頂きますのでご了承ください。8/16を目途に開催の可否をご連絡いたします。
※開講確定後は原則として返金等の対応は行っておりません。
※コミュニティメンバー になって参加いただく方が色々お得になっています。
※フィールドワークに、コミュニティメンバーのご家族の同伴参加を希望される場合は「家族割(大人2日間参加12,000円)」が適応されます。事務局までご相談ください。

●参加費に含まれるもの
・フィールドワーク参加費
※途中参加を希望される方は別途ご相談ください。

●参加費に含まれないもの
・宿泊費
・交通費(集合場所までの往復交通費、集合場所からのレンタカー)
・食事代
※宿泊場所は事務局の方で手配します。
※集合場所からのレンタカーに係る費用は参加者確定後、各自の費用負担を算出いたします。

●申し込み締め切り
8月15日(火)12:00

●持ち物
・筆記用具ほか

●フィールドワーク概要
北海道遠征では、「エネルギー」と「多様性・共同体」の二つのテーマについて学びます。

「エネルギー」を学ぶ厚真町は、新千歳空港から車で30分とアクセスのよい場所にあります。産業はお米にハスカップ、シシャモにホッケなど名産も多く、農業、漁業に加え、林業も盛んなところです。

また、厚真町は2018年の北海道胆振東部地震でもっとも被害を受けたエリアでもありました。



この厚真町で2023年4月、バイオマス発電所が稼働開始しました。
実現させたのは株式会社sonraku 代表 井筒耕平さん。



井筒代表は、これまでに2014年に岡山県西粟倉村で、バイオマス熱供給をスタートし、2020年に木質チップを燃料とする小型木質コジェネレーション事業に参入します。林業も盛んな厚真町においてもそのバイオマスが、エネルギーを産み出し、そしてまた、土木周りに活用され震災の復興にも寄与することになりました。

井筒代表は、バイオマスの活用は、CO2削減、地域経済への寄与などの観点から、地域の持続可能性を高めるための有効な手段であるといいます。
本講義では、厚真バイオマス発電所を見学し、井筒代表のお話を聞きます。

愛知出身の井筒代表が、はるか離れた厚真町にバイオマス発電所を稼働させるまでの経緯、そこに込められた思いを学び、地材地消によるサスティナブルな地域のあり方や作り方について考え、議論します。

講義後は、浦河町に移動します。翌日、べてるの家を見学して、「多様性」について学びます。地球のしごと大學の数あるフィールドワークの中で、べてるの家は毎年人気NO.1〜NO.2のフィールドワークです。



べてるの家は、1984年に設立された精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。その特徴は、病気を治療し、社会復帰をめざすのではなく、悩み、弱さをそのまま受けいれ、問題だらけの人生を肯定する力の獲得をめざしていることです。



日高昆布の通販からはじまり、農産物・海産物の事業も行っています。
「べてるの家」は生活共同体、働く場としての共同体、ケアの共同体という3つの性格を有しており、100名以上の当事者が地域で暮らしています。

当事者ミーティングというものを見学し、その後に当事者のお仕事を見学させて頂く中で、きれいごとではない社会的包摂の現場を学びます。

自分そして他人の弱さを知る、とはどういうことか?そしてその弱さを受け入れる、とはどういうことなのか?この経験は多様性社会というものを理解する上で、必ずや貴重なものとなることでしょう。

こちらは唯一北海道で開催されるフィールドワークになります。
例年、多くの方が前泊して札幌の街を楽しまれています。

レンタカーでの総走行距離は2日で260㎞を超えます。
ロングドライブも楽しんでいきましょう!

【スケジュール】

※前日から札幌に入って観光するのにまた好都合でもあります。
※2023年度は本FWのみ1泊2日の催行となります。

9月10日(日)
12:00 新千歳空港、レンタカーで厚真町へ移動
13:30 発電所の見学、講義
15:30 レンタカーで浦河町へ移動
18:00 夕食、宿泊

9月11日(月)
9:00 べてるの家の当事者研究を見学
11:30 昼食
12:30 べてるの家の各施設に分かれて、当事者のお仕事現場を見学
※べてるの家では見学のみになります。
講義はありませんが、開催年は大変学びの多い時間だったと感想をいただきます。
14:30 新千歳空港へ移動
18:00 新千歳空港着、レンタカー返却、解散

※上記のスケジュールは現地の交通状況などにより多少前後する場合がございます。予めご理解いただければ幸いです。

【ゲスト講師】

●井筒耕平(9月10日ゲスト講師)
1975年生まれ。愛知県出身、北海道岩見沢市と士別市2拠点居住。
エネルギーディレクター sonraku代表|あんぐらエナジー取締役|士別サムライブレイズ副代表
2012年(株)sonraku(旧村楽エナジー)代表取締役就任。
2014年に岡山県西粟倉村でバイオマス熱供給をスタート。
2020年に木質チップを燃料とする小型木質コジェネレーション事業に参入。
2023年4月 厚真バイオマス発電所が稼働開始。
エネルギー分野を基軸に、新しい事業創造を目指す。
共著に「エネルギーの世界を変える。22人の仕事(学芸出版社)」「持続可能な生き方をデザインしよう(明石書店)」などがある。

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【申し込み締め切り】

8月15日(水)12:00
※参加を希望される方は「参加する」のボタンからお申し込みをお願いいたします。申し込みされた方には個別にご連絡をさせていただきます。

【予習会日時・事前課題】

9月1日(金)20:00~21:30
オンライン/ZOOM

●テーマ「エネルギー」

・共著「エネルギーの世界を変える。22人の仕事 」あるいは「持続可能な生き方をデザインしよう(明石書店)」

●テーマ「多様性」

「弱さの研究―弱さで読み解くコロナの時代」
こちらの本は、6月のオンラインセミナーの課題図書にもなっております。

合わせてご参加ください。

【学びの振り返り会】

後日更新いたします。
※フィールドワーク参加者かつコミュニティメンバーの方同士で集まり、フィールドワークの学びの振り返り会を行います。

【地球のしごとゼミについて】

地球のしごとゼミは、2022年度まで当大學で運営していた地球のしごと教養学部がリニューアルされたものになります。

地球のしごと大學は2013年から、農山漁村の持つ、日本の古き良き営みや精神に未来へのヒントがあると考え、10年以上継続してきている学びの場です。無料のコンテンツがあふれる時代に、本気で学び続ける人たちにプラットフォームとコミュニティを提供していきます。

オンラインコミュニティでの活動が基盤となり、「オンラインセミナー」と「フィールドワーク(原則2泊3日)」という二つのイベントのいずれかが、ほぼ毎月開催されるという立て付けで、地球の未来をつくる農山漁村のしごとを探求し続けることできます。

以下、説明ページに年間の予定、最新情報を掲載しております。


7月以降のイベントも内容が確定次第、順次参加者募集をいたします。単発参加でも構いません。様々な地域、考え方、活動から探求し、これからの自分の活動に活かしたい人にオススメです。

イベントの企画の根拠は、地球のしごと大學・アースカラーグループ全体で探求している「農山漁村SDGsフレーム」です。我々もゼミを通じてこの中身を本格的に形にしていく動きを並行して取っていきたいと思っています。

【農山漁村SDGsフレームにおける本イベントの位置付け】

後日掲載します。

【フィールドワーク担当者】

●佐々木亮
地球のしごと大學 スタッフ。1964年生まれ。秋田県秋田市出身。東北大学工学部化学科卒。東京都在住。株式会社リクルートに入社、I&N事業(通信関連)、LGP事業(見込み顧客育成事業)、住宅情報誌事業にて26年間勤める。技術スタッフ、営業、営業所長、事業企画等に所属しながら、事業の立ち上げから、事業運営、事業の撤退などを幅広く経験する。その後、株式会社博展(ビックサイト等の会場で展示装飾や運用を請け負う上場会社)にて経営企画部長を担当。事業管理、事業マネジメントを得意とする。近年は、2019年に旧地球のしごと教養学部第6期を受講。二拠点生活も視野に入れながら、都会では味わえない、サラリーマンでは味わえない、新しい生き方を探索中。

●田中新吾
1986年生まれ。埼玉県出身、埼玉県在住。中央大学理工学部土木工学科(現都市環境学科)卒。大学卒業後、東京のマーケティングファームへの勤務を経て、2017年から地球のしごと大學の経営メンバーに加わる。現在副理事長。自伐型林業学部、伝統構法建築学部、農林複業学部など森林関係のしごとモデルの開発と実装、ブランドディレクション、コミュニケーションデザイン、コミュニティマネジメントなどを担当する。株式会社アースカラー事業推進部長、一般社団法人ECEF代表理事も兼務しながら、ネーミングに強いプロジェクトデザイナーとして、企業や個人やNPOの顧客・商品・マーケットを生み出すプロジェクトを支援。ビジョンは「プロジェクトの力で、日本中あらゆる場の喜びを増やす」。

【参考写真】



出典:厚真町にてCHP事業見学会を開催!




出典:べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」

地球のしごと大學コミュニティについて詳しくはコチラ 

【お問い合わせ】

本件に関して何か質問があれば以下メールアドレスまでご連絡ください。
MAIL:chikyunoshigoto■gmail.com
(■を@に変えてください)

お申し込み締め切りは「8/15(火)12:00」です。

皆様のご参加心よりお待ちしております!