【フィールドワーク概要/狙い】

●お知らせ(6/15追記)
岐阜FWの催行が決定しました!!
これから参加お申し込みいただいたの皆さんと連絡調整を行なっていきますが、定員にまだ余裕があるため、6月23日(金)まで参加お申し込み期限を延長しました。
「申し込みをし忘れてしまった!」「悩んでいたけどやっぱり行きたい!」という方、是非この機会にお申し込みください。



●テーマ
エネルギー、衣服、祭り、芸能、サステナブルツーリズム

●日時・集合・解散
2023年7月15日(土)9:00〜 2023年7月17日(月・祝)16:30
※名古屋駅集合・解散

●場所
・石徹白洋品店
501-5231 岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18

郡上おどり (上殿町、八坂神社天王祭)

・SATOYAMA EXPERIENCE
509-4235 岐阜県飛騨市古川町弐之町11-32

●定員
15名

●参加費・決済方法について(大きく2パターンあります)
<1>クレジットカード決済をご希望の方
①コミュニティメンバーになって参加する方は「27,500円」
→コミュニティメンバーへの「事前登録 」からをお願いいたします。
②コミュニティメンバーにならずに参加する方は「33,000円」
→本ページにある青い「参加する」ボタンを押して手続きをお済ませください。

<2>上記②の方で銀行振込みをご希望の方
以下の参加申し込みフォームに必要事項を記入の上、お送りください。
申し込み内容の確認後、事務局よりメールにてご連絡差し上げます。


※開講確定後は原則として返金等の対応は行っておりません。
※コミュニティメンバー になって参加いただく方が色々お得になっています。
※フィールドワークに、コミュニティメンバーのご家族の同伴参加を希望される場合は「家族割(大人3日間参加16,500円など)」が適応されます。詳細は事務局までご相談ください。

●参加費に含まれるもの
・フィールドワーク参加費
※途中参加を希望される方は別途ご相談ください。

●参加費に含まれないもの
・宿泊費
・交通費(集合場所までの往復交通費、集合場所からのレンタカー)
・昼食代(朝夕は宿泊費に含まれます)
・3日目の里山サイクリング費または古川タウンウォーク費(6/1追記)
※3日目のアクティビティは、里山サイクリング(最大8名)または古川タウンウォーク(最大8名)をお選びいただきます。両方ガイド付きでどちらもオススメです。恐れ入りますが先着順になります。(6/1追記)
※集合場所からのレンタカーに係る費用は参加者確定後各自の費用負担を算出いたします。

●申し込み締め切り
6月23日(金)   

●持ち物
・サイクリングに適した服装
・踊りに適した服装(浴衣をお持ちの方はぜひ!踊り下駄は現地で購入できます)

●概要/狙い
岐阜を舞台にした本フィールドワークですが、まずは霊山白山のお膝元である石徹白集落へ行きます。

同じ郡上市の中心地からでも車で1時間以上かかるこの小さな集落には、長らく住まう方々が大切にしてきた暮らしと、近年増加している移住者の皆さんによる新しい風が融合した取り組みが多く生まれています。

移住者のパイオニアである平野さんご夫妻を訪ね、お二人が長年取り組んできた小水力発電や伝統衣服を受け継ぎ広めていく活動について伺います。

IMG_6730.JPG 202.81 KB

IMG_6728.JPG 142.58 KB

IMG_6729.JPG 147.92 KB

また、4人のお子さんを育てているお父さんお母さんでもあるお二人から、地域で暮らす際に必要なあり方を学ぶことができると思います。そして何よりも、石徹白の美しい風景をぜひ現地で体感していただきたいです。

翌日は日本一のロングラン盆踊り、郡上おどり

郡上八幡の夏はおどりに始まり、おどりに終わります。郡上おどりは、「踊るおどり」と言われます。江戸時代に城主が士農工商の融和を図るために、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい。」と奨励したため年ごとに盛んになったものです。

0714_郡上_07.jpg 75.75 KB

そんな歴史背景から、郡上おどりは誰もが、つまり観光客も地元の人もひとつ輪になって踊るという楽しさがあります。近年のコロナ禍により徹夜おどりは中止になっていましたが、2022年に「午前1時まで」という決まりのもと待望の復活。なんとしても日をまたぎたい郡上の皆さんの熱意が感じられます。

※徹夜おどりはお盆の期間のみです。訪問する7/16は20〜22時ごろの開催です。
ぜひ、浴衣と踊り下駄で夜の町に繰り出しましょう。

最後は美しい里山の風景の中をガイドとともに巡る、飛騨古川の里山サイクリング(または古川タウンウォーク)

0714_郡上_12.JPG 132.09 KB

自然と人が営んできた暮らしや文化、飾らない日常の美しさを感じられることでしょう。ルート上に観光スポット的な場所が一切ないこのツアーが、10年以上も継続し人気を博している秘密、そして、地域の資源を活かして外からの人を呼び込むためのヒントを探りましょう。心地よい疲労感と共に帰路につきます。

【スケジュール】

7月15日(土)
9:00 名古屋駅集合、レンタカーで石徹白へ移動
11:30 昼食、平野さんご夫妻のお話
17:30 宿泊

7月16日(日)
10:00 白山中居神社にて神事見学
11:30 昼食、郡上八幡へ移動
13:30 自由行動、周辺散策、踊りを習うなど
17:30 夕食
20:00 郡上おどり参加
22:00 郡上おどり終了、宿泊

7月17日(月)
7:30 飛騨古川へ移動
9:00 里山サイクリングまたは古川タウンウォーク体験
13:00 昼食
14:00 名古屋へ移動
16:30  名古屋着、レンタカー返却、解散

※上記のスケジュールは現地の交通状況などにより多少前後する場合がございます。予めご理解いただければ幸いです。

【ゲスト講師】

平野彰秀(7月15日ゲスト講師
NPO法人地域再生機構    副理事長
1975年、岐阜市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院環境学修士。外資系経営コンサルティング会社等を経て、32歳で岐阜市にUターン。2011年9月、人口270人の集落、岐阜県郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)に移住。集落ほぼ全世帯の出資による小水力発電事業を立ち上げた。その模様は、映画「おだやかな革命」にも取り上げられた。NPO法人地域再生機構副理事長、石徹白農業用水農業協同組合参事、石徹白洋品店株式会社取締役ほか。

平野馨生里(7月15日ゲスト講師
石徹白洋品店 店主
1981年岐阜市生まれ・育ち。慶応義塾大学総合政策学部卒。学生時代にカンボジアで伝統織物を復刻するNPO(IKTT)にてフィールドワーク。地域に根差した伝統文化の重要性を学ぶ。現在、石徹白で、地域に残る野良着などを復刻した商品開発を展開。一方で、地元のお年寄りにお話を聞き「聞き書き集」を発行するなどの活動も行っている。

【申し込み締め切り】

6月23日(金)
※参加を希望される方は「参加する」のボタンからお申し込みをお願いいたします。申し込みされた方には個別にご連絡をさせていただきます。

【予習会日時・事前課題】

石徹白洋品店のYouTube



自給自足の集落に伝わる端切れを出さない服「たつけ」から、持続可能な理想郷づくりに取り組む「石徹白(いとしろ)洋品店」

 ・石徹白洋品店のホームページの「物語」
平野馨生里さんのnote
・インタビュー記事
    - MEGURIWA(彰秀さん)
    - Greenz(彰秀さん) 
    - サステナビリティカレッジ(彰秀さん)
    - MEGURIWA(馨生里さん)
    - Greenz(馨生里さん) 
わざわざさんのサイト 

※予習会、FW当日までにできるかぎり目を通していただくと学びを深めることができます。

予習会日時:後日追記いたします。

【参考図書・参考資料】

以下は課題ではなく参考です。

石徹白洋品店の書籍「聞き書き集」「石徹白民話絵本」
「たつけの作り方」をはじめとする服のつくり方冊子

「経営リーダーのための社会システム論」(宮台真司・野田智義) 
(平野彰秀さんより:当日これについて細かく話すわけではありませんが、私が見ている世界観に近いです。)

【学びの振り返り会】

後日更新いたします。
※フィールドワーク参加者かつコミュニティメンバーの方同士で集まり、フィールドワークの学びの振り返り会を行います。

【地球のしごとゼミについて】

地球のしごとゼミは、2022年度まで当大學で運営していた地球のしごと教養学部がリニューアルされたものになります。

地球のしごと大學は2013年から、農山漁村の持つ、日本の古き良き営みや精神に未来へのヒントがあると考え、10年以上継続してきている学びの場です。無料のコンテンツがあふれる時代に、本気で学び続ける人たちにプラットフォームとコミュニティを提供していきます。

オンラインコミュニティでの活動が基盤となり、「オンラインセミナー」と「フィールドワーク」という二つのイベントのいずれかが、ほぼ毎月開催されるという立て付けで、地球の未来をつくる農山漁村のしごとを探求し続けることできます。

以下、説明ページに年間の予定、最新情報を掲載しております。


7月以降のイベントも内容が確定次第、順次参加者募集をいたします。単発参加でも構いません。様々な地域、考え方、活動から探求し、これからの自分の活動に活かしたい人にオススメです。

イベントの企画の根拠は、地球のしごと大學・アースカラーグループ全体で探求している「農山漁村SDGsフレーム」です。我々もゼミを通じてこの中身を本格的に形にしていく動きを並行して取っていきたいと思っています。

【農山漁村SDGsフレームにおける本イベントの位置付け】

【フィールドワーク担当者】

稲田あや
1980年生まれ。北海道出身。東京都在住。学生時代は動物生態学を専攻。建設環境コンサルタント企業に勤務。2018年に旧地球のしごと教養学部を受講。この数年は本業でも地域づくりの仕事に携わることが増え、教養学部の経験を大いに活用中。

湯本涼子
1987年生まれ。京都府出身。岐阜県在住。学生時代は地学を専攻。SaaS系ITベンチャー企業のカスタマーサポート部門にて顧客対応や業務改善を担当。就職後、職場と家との往復で終わる毎日の生活に疑問を持ち、旧地球のしごと教養学部を受講。現在は本業の傍ら、広報やコミュニティ運営に関わる。2021年に出産。現在の興味は子どもと自然と共に営む暮らし。2022年より岐阜県に居住。

●田沼 郁恵
1978年生まれ。岩手県盛岡市出身。千葉県在住。
北海道教育大学函館校卒業。盛岡市に戻りソフトウェアの会社に就職する。その後、仙台、東京と転勤。東京で生活するなかで人工物に囲まれた暮らしに疑問を持ち、自分の食べるものを自分で作るようになりたいという思いが強くなる。2016年に地球のしごと大學のこめまめ農家養成学部を受講。以後、循環型農業学部、つちからきもの学部を受講する。2019年に田畑が身近にある暮らしを目指し、千葉県に転居。地球のしごと大學のスタッフとなる。現在、地球のしごと大學 事務局長。

【参考写真】

0714_郡上_05.jpg 286.53 KB
0714_郡上_06.jpg 214.84 KB
0716_石徹白_22.JPG 697.07 KB
0716_石徹白_13.jpg 327.59 KB
0716_石徹白_06.JPG 997.37 KB

地球のしごと大學コミュニティについて詳しくはコチラ 

【お問い合わせ】

本件に関して何か質問があれば以下メールアドレスまでご連絡ください。
MAIL:chikyunoshigoto■gmail.com
(■を@に変えてください)

お申し込み締め切りは「6/15(木)」です。

皆様のご参加心よりお待ちしております!