※システム上「受付終了」となっていますが、受付は終了してはおらず、この講座は「事前登録」をしていただき「地球のしごと教養学部22-23受講生コース 2022年度受講チケット」を購入された方のみご参加いただけます。

【タイトル】

#13自然栽培と固定種・在来種    ~命を繋ぐ根源的活動とは~

【テーマ】

【概要/狙い】

現在市場で主に流通している形の揃った野菜などの大半は農薬・化学肥料・交配種(F1種)を使った農法により大量に作られたもので、これらは毎年、資材や種を新たに買い足し与えなければ、成り立たない農法でもあります。
しかし、本来あるべき微生物の力や自然界の循環の輪、野菜の個性がそこにはありません。

本講義では講師の岡本よりたかさんが実践している「無肥料栽培」(自然栽培、自然農法)について伺います。農薬や化学肥料は一切使用せず、雑草や米ぬか、落ち葉などを肥料とし極力その土地に在るものを使います。
また、固定種・在来種の種を、種取をして次年度に繋ぎます。水や土壌、空気や虫まで、本来有る循環の輪を取り戻し、より環境と植物に寄り添った農業が可能となります。

講師の岡本さんは、農業の色々なやり方、最新の情報を精査し、地域での農業の在自然界の原理原則を理解し、作物が本来的に持つ生命力を生かす無肥料栽培を実践されていらっしゃる方で、多くの方がその方法を岡本さんから学んできております。
岡本さんから、化学肥料や農薬、種についてなど、農業界の現状について学ぶことで、食の安全安心とは何か?について考察し、これから先の農業、そして食料自給の在り方を考えていきましょう。

【スケジュール概要】

・11月23日(水・祝)
19:00〜20:30 レクチャー
20:30〜21:00 グループディスカッション 
21:00〜21:30 質疑応答タイム
21:30 終了(以降アフタートークは自由参加)

【講師】

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岡本 よりたか    /    無肥料栽培家・環境活動家/空水ビオファーム 代表/株式会社 岡本商店 代表取締役たねのがっこう 主宰

TVディレクター時代、取材を通して、農薬、除草剤、肥料が環境にもたらす破壊的ダメージを知り、また、ITエンジニア時代に体調を壊し、40歳半ばで、山梨県北杜市にて、無農薬、無肥料、無除草剤、自家採種の小麦や野菜の栽培を始める。
無肥料栽培の普及、遺伝子組み換え種子の危険性の啓蒙ために、全国各地にて年間150回ほど、無肥料栽培セミナーや講演を開催。また、シティファーマー構想を立ち上げ、家庭菜園ワークショップも積極的に展開している。
現在は、岐阜県郡上市にて、農業スクール及びシードバンク「たねのがっこう」を運営。

【予習会日時・課題図書】

オンライン予習会:11月21日(月)19:30〜20:30
種は誰のものか?     著者:岡本よりたか(キラジェンヌ)

【参考図書】

野菜は小さい方を選びなさい     著者:岡本よりたか(フォレスト2545新書)

【参考写真】

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