※システム上「受付終了」となっていますが、受付は終了してはおらず、この講座は「事前登録」をしていただき「地球のしごと教養学部22-23受講生コース 2022年度受講チケット」を購入された方のみご参加いただけます。

【タイトル】

#06 土中環境の再生が地球を救う〜全国で広がる、これからの環境土木〜

【テーマ】

山林

【講座概要/狙い】

もろくなる国土と多発する災害、全国で広がるナラ枯れ、松枯れ。

これらの根本原因の改善につながる視点は、土中環境の再生に有る。

日本古来の大地と共生してきた土木技術に関する知恵や技法は、現代のコンクリート主体の土木技術体系とは大きく異なる。

土中菌糸」の働きや、「通気浸透水脈」の重要性。

大地の呼吸を止めれば、不健全な土中環境となり災害を引き起こし、森林はヤブと化し、荒れ果てていく。

水脈を滞らせ、健康な大地本来の浄化機能、貯水機能などの大切な働きを失うことで弊害を起こしている全国の事例、再生を求めて土中環境再生に向けて始まっている活動事例などを紹介しながら日本の土木産業の明るい未来を展望する。

【スケジュール概要】

・9月28日(水)
19:00〜20:30 レクチャー
20:30〜21:00 グループディスカッション 
21:00〜21:30 質疑応答タイム
21:30 終了(以降アフタートークは自由参加)

【講師】

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高田宏臣(たかだ    ひろおみ) / 一般社団法人環境土木研究所代表、NPO法人地球守代表理事

1969年千葉県生まれ。東京農工大学農学部林学科卒業。1997年独立。2003~2005年日本庭園研究会幹事。2007年高田造園設計事務所設立。2016年~2019年NPO法人ダーチャサポート理事。2016年~NPO法人地球守代表理事。2022年一般社団法人環境土木研究所設立。

国内外で、土中環境の視点と伝統智をもとにしながら自然を育み、傷んだ環境を再生する「環境土木」の施工・啓蒙・指導を行う。行政・法人・団体と連携しながら、環境調査、再生計画の提案、技術指導・監修にあたる。主な著書に『土中環境』(建築資料研究社)『これからの雑木の庭』(主婦の友社)、『よくわかる土中環境』(8月1日発売、パルコ出版)。共著に地球守の自然読本シリーズ。

【予習会日時・課題図書】

オンライン予習会:9月26日(月)19:30〜20:30

よくわかる土中環境 イラスト&写真でやさしく解説 

【 参考図書】

土中環境 忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技  

【参考サイト】

NPO法人地球守