※こちらの読書会はコミュニティメンバーではない方もご参加いただける企画です。

開催日時

7月11日(木)20:00〜21:00

開催場所

Zoom

※オンラインなのでどこからでも参加できます。

課題図書

こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方
著者:養老 孟司, 中村 桂子, 池澤 夏樹, 春山 慶彦

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https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-788100-4
こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方/養老 孟司/中村 桂子/池澤 夏樹/春山 慶彦 | 集英社 ― SHUEISHA ―
学びにも、ビジネスにも、今必要なのは、身体性に裏打ちされた、たしかな「自然観」!都市化が急速に進み、こどものリアルな自然経験の少なさによる弊害が指摘されている。人は実際に体験し、そこから得られる知覚を通して抽象的な概念を学び、ゆっくりと知性を育むにもかかわらず、それがないがしろにされている。本書は、登山アプリ「YAMAP」創業者で読書家としても知られる春山慶彦が、養老孟司、中村桂子、池澤夏樹の各氏と、自然体験を通してAI時代に活きる知性の育み方を語り合う、対談集。「現代社会は、感覚から入るものを軽視しがちで、勉強すれば何でも頭に入ると思っています。でも実は、それ以前に自然の中で感覚を磨くことが非常に重要なのです」──養老孟司「合理的に効率よくやろうとしていたら、生きものはとうの昔に消えていたと思います。それから、一つの価値基準で競争させて、いいものだけを残そうとしていたら、やはり消えていたでしょう。矛盾を組み込んで、『何でもあり』でやってきたからこそ、生きものは続いてきた」──中村桂子「何かうまくいったとき、『俺の腕がいいからだ』と思うのではなく、それはある意味、運であって、運である以上は何かに感謝しなきゃいけない。その何かは必ずしも神様でないかもしれないけれど、たぶんそういう謙虚な姿勢そのものに意味があるのでしょう」──池澤夏樹「知覚とは、自分を取り巻く世界をどう感じるか。知覚、つまり感覚、感性、五感で世界を捉えること、既存の思考と統合しながら解釈すること。そこに知性の核心がある」――春山慶彦〈目次〉1. 養老孟司との対話 自然の中で身体を動かすだけで無意識に学んでいる2. 中村桂子との対話「へんてこ」「無駄」「弱さ」があるから生きていける3. 池澤夏樹との対話 自然に学ぶ「インチキせずに生きる力」 〈著者プロフィール〉養老孟司●解剖学者。著書に、『唯脳論』『バカの壁』『子どもが心配』など多数。中村桂子●生命誌研究者。著書に、『自己創出する生命 普遍と個の物語』『生命誌とは何か』『科学者が人間であること』などがある。池澤夏樹●小説家・詩人。著書に、『旅をした人 星野道夫の生と死』『されく魂 わが石牟礼道子抄』『また会う日まで』など多数。春山慶彦●登山アプリ「YAMAP」CEO。電波の届かない山の中でもスマートフォンで位置情報がわかる登山者用地図アプリを提供する「YAMAP」を創業。2018年内閣府が主催する「宇宙開発利用大賞」において「内閣府特命担当大臣 (宇宙政策) 賞」を受賞。本書が初の著書となる。
www.shueisha.co.jp

こんな方にオススメ

・課題図書が好きな方
・なんとなく面白そうと思った方
・AI時代の知性の育て方について関心のある方
・地球のしごと大學コミュニティが気になっている方

読書会の3つの魅力 

(1)異なる視点の共有
読書会は、様々なバックグラウンドを持つ人々が一堂に会し、一つの本について意見を交換する場です。このプロセスでは、参加者がそれぞれ異なる解釈を持ち寄るため、自分では気づかなかった視点や解釈を発見できることがあります。これにより、本の理解が深まるだけでなく、多様な考え方を学ぶ機会にもなります。

(2)読書の習慣の促進や構築
定期的に読書会に参加することで、読書を継続的な習慣として確立する助けになります。共に読むことでモチベーションが高まり、新しいジャンルや作家に触れることも増えるため、読書の幅が広がります。また、読了後の討論を楽しみにしていると、読むペースも自然と上がることがあります。

(3)本を通じて人と繋がる
本を通じて人と繋がることは、個人的な経験や感情を共有する素晴らしい手段です。読書会に参加すると、参加者同士で本に対する感想や洞察を共有することができ、これが相互理解や親密な関係構築に寄与します。さらに、本を介して共有される物語やテーマは、共感しやすく、自分自身の経験や感情と重ね合わせることができるため、より深い繋がりが生まれます。

イベント参加の流れ

①参加申し込みボタンを押す(当日のZoomURLが表示されます)
②当日までに「ブッダが教える愉快な生き方(NHK出版)」を読む(ページ数は100Pくらいです)
③本を読んだ状態で当日イベントに参加する

※お仕事やご家庭の都合で、読み方が中途半端になってしまっても大丈夫です。参加ください。
※途中からの参加でも構いません。

イベント当日の流れ

①チェックイン
②読書会の説明
③グループに分かれて感想シェア
④全体でグループの代表から感想シェア
⑤まとめ

読書会の運営メンバー


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田中新吾
埼玉県在住。地球のしごと教養学部(現地球のしごとゼミ)3期の修了生。良縁ありまして現在、地球のしごと大學の運営にも携わっています。ワークにしてもライフにしてもプロジェクトをデザインするのが得意で好きです。テキストメディア、音声メディアの運営もしています。本を読むこと、走ること、白湯が好きです。


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田沼郁恵
1978年生まれ。岩手県盛岡市出身。千葉県在住。
北海道教育大学函館校卒業。盛岡市に戻りソフトウェアの会社に就職する。その後、仙台、東京と転勤。東京で生活するなかで人工物に囲まれた暮らしに疑問を持ち、自分の食べるものを自分で作るようになりたいという思いが強くなる。2016年に地球のしごと大學のこめまめ農家養成学部を受講。以後、循環型農業学部、つちからきもの学部を受講する。2019年に田畑が身近にある暮らしを目指し、千葉県に転居。地球のしごと大學のスタッフとなる。NPO法人地球のしごと大學 事務局長。

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湯本 涼子
1987年生まれ。京都府出身。岐阜県在住。学生時代は地学を専攻。SaaS系ITベンチャー企業のカスタマーマーケティング部門にてイベントやコンテンツの企画を担当。
就職後、職場と家との往復で終わる毎日の生活に疑問を持ち、教養学部を受講。現在は本業の傍ら、広報やコミュニティ運営に関わる。
2021年に出産。現在の興味は子どもと自然と共に営む暮らし。2022年より岐阜県に居住。地球のしごと大學のコミュニティマネージャー。

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鵜野 真名
2002年生まれ。茨城県出身・在住。東京都立大学にて看護学を学んでいます。父親が、地球のしごと教養学部(現地球のしごとゼミ)3期の修了生で、一緒にフィールドワークに参加していました。そこからのご縁で、現在はコミュニティインターン生として運営に関わらせていただいております。


皆さまのご参加をお待ちしております!