※システム上「受付終了」となっていますが、受付は終了してはおらず、この講座は「事前登録」をしていただき「地球のしごと教養学部22-23受講生コース 2022年度受講チケット」を購入された方のみご参加いただけます。
【タイトル】
「地域創生の統合医療=医学モデル+社会モデル」 リトリートはウエルネスのみならず、生活担保としての場
【テーマ】
地域医療
【講座概要/狙い】
代替医療とは、現代西洋医療の領域外の医学・医療体系を総称したものです。
東洋医学(漢方、鍼灸など)全般のほか、食養生、プロバイオティクス、呼吸法、太極拳、波動医学、その他アーユルヴェーダやユナニ医学などの伝統医学からニューサイエンスと呼ばれている医療としてはまだ認知されていない現代科学的最先端医学まで、幅広い医療分野を指します。
そして、代替医療のみならず、現代西洋医学も含めて実践する医療が統合医療。
症状だけではなく、その人の性格や暮らしなども含めて診断することから、全人的な医療、ホリスティック医学と呼ばれることもあります。
統合医療の基本は、ひとりひとりの患者に対し、様々な方面から診ることで多面的に捉え、最適な医療をコーディネートすることにあります。また、医療へのアクセスも重要です。住んでいる地域に、最良の医療があることが、理想的かつ自然な医療のかたちです。
講師は、朝霧高原診療所の院長先生である山本竜隆さん。過疎化・高齢化により僻地に医療が届かなくなっている中で、地域医療とインバウンドと絡めた養生医療の両輪で、医療の問題に取り組んでいます。
そのご活動を踏まえて、経験的事実として利用される代替医療・自然療法と近代西洋医学とを合わせた統合医療の可能性、地域医療の在り方について議論します。
【スケジュール概要】
・9月10日(土)13:00 日月倶楽部集合〜講義〜焚火カフェ
・9月11日(日)朝散歩〜ご来光〜視察〜11:30解散
※宿泊は日月倶楽部あるいは富士山静養園になります。宿泊費は大人一人約2万円ほどかかります。
※9月9日(金)#04 森のようちえん「ピッコロ」とセットになった山梨・静岡遠征講座になります。都合が合わない方は #05 からの参加でも問題ありません。
【講師】
山本 竜隆 / 朝霧高原診療所 院長・昭和大学医学部客員教授
WELLNESS UNION(富士山静養園・日月倶楽部)代表
昭和大学医学部非常勤講師・聖マリアンナ医科大学非常勤講師
1966年神奈川県生まれ。聖マリアンナ医科大学、昭和大学医学部大学院卒業。
内科研修、医学研究の後、アンドルー・ワイルが主催する米国アリゾナ大学医学部統合医療プログラムAssociate Fellow(2000年~2002年)をアジアで初めて修了。
その後、統合医療ビレッジグループ総院長(東京・四谷)、JA中伊豆温泉病院内科医長、(株)小糸製作所静岡工場診療所所長・産業医などを経て現職。自ら湧き水や薪での生活をしつつ、地域医療とヘルスツーリズムの両輪で、地域モデル構築を目指している。また“自然欠乏症候群”を通して、現代人の自然体験と健康維持の重要性を指導している。
富士箱根伊豆国立公園内であり富士山麓の20000坪を有する滞在施設「日月倶楽部」では、関連施設の「富士山静養園」と共にヨガや瞑想などのマインドフルネスや、企業の健康管理者への指導など、雄大な自然環境に身を置いて行う各種滞在プログラムを提供している。
【予習会日時・課題図書】
オンライン予習会:9月7日(水)19:30〜20:30
・自然欠乏症候群ー体と心のその「つらさ」、自然不足が原因です
【 参考図書】
【参考サイト】
【参考写真】