※システム上「受付終了」となっていますが、受付は終了してはおらず、この講座は「事前登録」をしていただき「地球のしごと教養学部22-23受講生コース 2022年度受講チケット」を購入された方のみご参加いただけます。
【タイトル】
#17 循環型社会のOS「ゼロウェイスト」について、徳島県上勝町の取り組みから学ぶ
【テーマ】
ゼロウェイスト
【概要】
循環型社会を考えるときのポイントとなるのは「廃棄物の処理・再資源化」です。
人間が活動すればするほど増えるのは廃棄物と糞尿。そして、焼却・埋め立て・何でもリサイクル・科学的処理がもたらしたのは、資源の無駄遣いと有害物質による健康被害と水質汚染など環境への悪影響だと言っていいでしょう。
本講座では「ゼロウェイスト」の考え方を実例から学びます。ゼロウェイストとは、無駄・ゴミ・浪費をなくすという意味で、出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、そもそもゴミを生み出さないように社会の仕組みを変えていこうとするものです。
徳島県上勝町は「ゼロウェイストタウン」として国内外から注目を浴びています。
2003年に「ゼロウェイスト宣言」を打ち出し、2020年までに廃棄物量を抑え、焼却・埋立ごみの排出をなるべくゼロに近づけることを目指してきた上勝町。
ごみを45分別に仕分けるなど分別を徹底し、ごみを資源に生まれ変わらせた結果、町は現在、約81%と高水準のリサイクル率を維持しているそうです。
2020年に町の中心部にオープンしたホテルとの複合施設「WHY(ワイ)」に併設される「ゼロウェイスト・センター」を軸にした資源循環とはどのようなものなのか?
上勝町を視察して、学びましょう。
【スケジュール概要】
・12月11日(日)昼過ぎ講義及び上勝町視察。(詳細の時間はこれから確定となります。)徳島遠征2日目の講座になります。終了後、木頭まで移動、木頭で宿泊予定。
【講師】
合同会社パンゲア
エコツアーや教育観光をベースに、どこにでもある空間から、価値ある空間へ変貌させ経済的な価値を高めると共に、子供たちが持つ好奇心の育成を目指している。
また、上勝町が掲げる『ゼロウェイスト』政策である『無駄を無くす』『ゴミを出さない』の大義は『豊かな自然を次世代に引き継ぐ』ことであり、つまり『環境保全意識』の向上が大前提。その一端として『自然の価値』を体感していただくことを使命としている。
出典:コンセプト | パンゲアフィールド
【予習会日時・課題図書】
オンライン予習会:12月7日(水)19:30〜21:00(徳島遠征全体の予習会をします)
・課題動画・課題記事
【参考図書】
・ごみゼロへの挑戦 ゼロウェイスト最前線
・持続可能なまちは小さく、美しい 上勝町の挑戦 著者:笠松和市、佐藤由美(学芸出版社)
・ゼロ・ウェイスト・ホーム ―ごみを出さないシンプルな暮らし
【参考サイト】
【参考写真】
出典元:【Interview5】まちづくり×サステナビリティ×α|ゼロ・ウェイストの象徴、複合施設「WHY」が上勝に誕生 。官民連携でサーキュラー・エコノミー活動を活性化